退職時に注意したほうがいいお金の話
3回の転職経験から転職時に注意すべきお金の失敗について解説します。
退職するタイミングっていつにするか迷いますよね。
転職時に注意すべきお金の話について3回以上転職経験から解説します。
転職先への入社日はいつがベスト?
まずは退職日ですが、結論としては、辞めた次の月がベストです。
なぜ次の月がベストかというと、1か月無職の期間があると社会保険料の手続きが面倒になるからです。
社会保険料は、前月の保険料を今月の給与から引かれる仕組み。
社会保険の有無の判断は、前月の月末日
つまり
例えば、2月末辞職、3月中に入社の場合、社会保険料の手続きは一切必要ありません。
一方で、4月入社の場合は、2月社会保険料を3月に会社に在籍していないため、支払えません。
したがって、下記の手続きが必要となります。
1.健康保険任意継続又は、国保に加入
2.国民年金の手続き
まあめんどいです。
退職日は月末がベスト
先ほど、社会保険料の月末と書きましたが、月の途中に退職した場合、面倒なことになるのはそのためです。
会社の規定などで、月末にできない場合は交渉するか、こういう面倒な手続きがあることを覚悟しましょう。
辞めるのは次が決まってから
転職はリスクですが、転職活動はノーリスクです。
転職を考えたら転職活動をして情報収集しましょう。会社に辞職を伝えるのは次の会社から内定がでてからでも遅くはありません。
辞めたあと転職しない場合はどうする?
例えば、辞めた後、海外留学する場合
1.上記の任意継続の手続きをする。
2.そもそも社会保険に入らない方法もあります。
3.国民年金も払うか払わないかは任意。
4.住民税に注意!
海外の場合は国内と事情が違います。日本に住んでいなければ住民票がありませんから、社会保険など加入する義務はありません。
もちろん、実家などに住民票をおいて加入する方法もありますので、加入したい場合はそのメリットとデメリットを確認して加入しましょう!
住民税は、今年の給与から天引きされる住民税は昨年の分です。ですので、会社を辞めても昨年の分の取り立てが来ます。
私も留学しているときに40万程の住民税の徴収がきて驚きました。
幸い、私の住んでいた市区町村には住民税の減免制度があったので、それを利用させていただきました。お住いの市区町村のを確認しましょう。
まとめ
- 転職時に無職の期間を1か月以上空けると社会保険の手続きが面倒。
- 月末退職、次月の月中に入社がベスト
- 転職しない場合の退職は、国外であれば必ずしも社会保険に加入する義務はない。
- 住民税はきっちりと請求されるので注意!市区町村の減免制度を確認しよう。
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