保険に入っても生活満足度は上がらない!
なぜ私は保険に入っているのかわからずに入っている人が実際にとても多いです。
保険の基本を再確認
保険の基本は、「人生でまず起こることはほぼないが、起きてしまったら本人や家族の人生が変わってしまうような出来事」に対して入るものです。
例えば、自動車事故で他人をひいてしまったり、火事で家が焼けてしまうことが挙げられます。
又は、お子さんがいる家庭で一家の大黒柱の夫が亡くなる場合などです。
これらは、起こると家族や本人の人生が大きく変わってしまします。
保険は、こういった万一のために入るもので、「保険で得をする!節税する」という考えは捨てたほうがいいです!
例えば、税金対策の保険や、がん保険、多額の生命保険、学資保険など・・・
5000円以上は入りすぎ|保険は人生を豊かにしません
私は月に5000円以上の保険は入りすぎと思っています。保険自体は人生を豊かにしないからです。
例えば、単身者が生命保険やがん保険に入っている場合もよく考える必要がありそうですね!
その保険は誰が貰うの?っていうことです。
私は、単身者であれば、賃貸用の火災保険と、自動車保険のみで問題ないと考えています。
日本の健康保険は世界でトップクラスという事実
すべての民間保険は、日本の公的保障の上に成り立っています。
日本の健康保険がなくなればほとんどの民間保険会社は倒産するでしょう。
例えば、月額10万円以上の医療費はかからない。ですし、病気や事故で後遺症が残ればその保障もあります。
民間保険は、あくまでこれらの公的保険で不十分部分のみ補完するにすぎないのです。
日本に住んでいれば、ほとんどの人が実際民間の生命保険は必要ないとも思っています。
保険屋の言葉に騙されるな!|積立保険はぼったくり投資信託
例えば、積み立ての生命保険はほぼぼったくりと思った方がいいでしょう。
例えば、20年積み立てて、満期の20年後に何もなければ積み立てた額の何割かが戻ってくるタイプの保険です。
これらは、単純に小さな保証で、保険会社があなたのお金で投資しているだけなんです。
保険の基本は、 「人生でまず起こることはほぼないが、起きてしまったら人生が変わってしまうような出来事」に対して入るものです。 儲けるために入るものではないですよね!
私のおすすめ
単身者
単身者であれば、自動車保険と持ち家があれば火災保険、賃貸であれば賃貸用の火災保険のみで十分でしょう。
妻帯者
妻帯者であれば、上記に加えて、掛け捨ての生命保険で十分でしょう。
地震保険について
地震保険については、 「人生でまず起こることはほぼないが、起きてしまったら人生が変わってしまうような出来事」 に該当しますが、私はおすすめしません。その理由は下記の2点です。
地震保険を進めない理由
1.「半額しか支払われないから」です。例えば、2000万円の建物であれば最高で1000万円までです。つまり、保険が保険になっていないということです。
再建築に2000万円必要であれば、2000万円の保険にはいるべきで、本来の保険の条件を満たしていないからです。ちなみに火災保険であれば、2000万円支払われます。
2.現在の耐震性を満たさない建物は入れない。
ほとんどの旧耐震で建てられた建物は新たに地震保険に入れません。逆に新基準で建てられた建物は 入れますがそもそも地震に強い構造です。
昭和56年以降の新基準では、「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる」 となっています。
中途半端さ満点|学資保険
学資保険はもはや保険ではないです。15~20年貯めることでちょっと得をする、ある意味ぼったくり投資信託です。
また、保険会社は銀行と異なり、保険会社がつぶれた場合には保険金は保障されません。
例えば、学資保険は、18年後に104%や105%などと以前は宣伝がありました。
一方保障部分は積み立てた予定額が満額になりますので300-500万円が満額です。
こんな額では子供がいる家庭で一家の大黒柱が亡くなったときに生活できないでしょう。
保険の原則と大きく離れた、中途半端な保険です。もはや保険と呼べるのか・・・
やはり、万一に備えるのであれば、掛け捨ての生命保険一択です。
まとめ
保険の基本は、 「人生でまず起こることはほぼないが、起きてしまったら人生が変わってしまうような出来事」 に対して入るもの。
保険で儲ける、節税するは本末転倒。
学資保険は中途半端な投資信託で保険として入る意味はなし!
必要なのは、自動車保険、火災保険、妻子がいる場合は掛け捨ての生命保険で、月5000円以上の保険は入りすすぎ。
今日はこの辺にしておきますね!
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