家計簿は自分のお金の出入りを把握するために一番いいと思ってはいるんですが・・・
実際に家計簿を継続的に管理できている人はほんの一握りなんです。
そのわけは・・・
多くは2つの理由があります。
まずは、めんどくさいから。
初めは頑張って続けていくけど、だんだんと面倒になってきます。
その次は、実際に家計簿の利用目的がわからないから。
利用目的は、人それぞれ違いますよね。
実際に一生懸命家計簿をつけて、いくら使っているか分かったとこでその数字を人生で使えなかったら意味ないですものね!
今日は、家計簿を簡単につける方法と、その数字をどのようにどのように生活に利用したらよいか(目的)を明確にしていきましょう!
家計簿を簡単にするにはアプリが一番
私は、家計簿 マネーフォワード MEを使用しています。
ここは、実際にどのアプリでもいいのですが、自分の慣れたアプリを使用するのがよいです。
マネーフォワードの利点としては、最初に銀行口座やクレジットカードを登録しておけば後はほぼ自動で家計簿を作成してくれます。
この点、レシートを写真に撮ったり、細かい計算をしなくてもいいところがいいです。
ここで、家計簿のめんどくささは解決できましたね!
私は、手で記載する家計簿やエクセル集計を全否定はしませんが、多くの人がこの時点で挫折することを考えると、今の時代テクノロジーを使わないのは絶対にありえないですね!
まずは自動集計することで、次のステップに進みましょう!
家計簿の利用目的を考える!
ここが家計簿の一番重要なところです。
家計簿は企業でいえば、管理会計にあたります。企業の経営者はこの管理会計を通じてどこにどの程度の費用を使うか意思決定しています。
家計簿で把握した数字使う目的について、私の例を紹介します。
お金の不安を無くしたい
実際に漠然とサラリーマンをしていると、病気になったら生活できるのか?
転職したいけど、給料下がったら生活できるのか・・・?
子供が成人するまでに何かあったらどうしよう・・・など漠然としたお金の不安があります。
漠然とした・・・
このもやもやした不安を取り除くことができるのが家計簿です。
毎月いくら使っているかが把握できたら、今の資産であと何年生きられるかは計算すればすぐにわかります。
このあと何年生きられるか?の問題は、総資産額と必須生活費がわかれば計算できます!
日々の生活の中でこれは削ることができない・・・必須生活費
例えば、家賃、光熱費、通信費、食費、衣服、美容、医療費、子供の学費ですね。
私の場合、必須生活費は、年間でざっと200万円です。
月単位で把握するが、管理は年単位にすることがよい
家計簿の金額は月単位で集計しますが、実際の管理は年単位にすることがおすすめです。
それは、月のブレが大きいからです。例えば、冠婚葬祭や大きな家電を買う場合がありますからね。
年間の総費用を12で割ると月の費用が出てきますよね。
年の総支出÷12=毎月の生活費ですね!
毎月の生活費=必須生活費+ゆとり費
次にゆとり費について考えていきます。
ゆとり費を把握したい
実際に必須生活費だけでは、旅行も行けないし、友達とカフェや飲み会も行けません。ここで必要なのはゆとり費です。人生の付加価値の部分ですね!
このゆとり費も家計簿で簡単に把握することができます。必須生活費のほかにどのくらいのお金が自分の生活に豊かさを与えているかわかります。←ゆとり部分
逆に、ゆとり費という名前で無駄なお金を使っていることもわかってきます。
より満足度の高い方にゆとり費も使っていきたいですね。
私の場合は、友達との食事やジム代は人生を豊かにしてくれますが、飲み会やギャンブルは全く違いますね!
総資産の把握
総資産を知ることで、自分が無収入でも何年暮らせるか把握できることです。
例えば、必須生活費が200万円で500万円の資産があれば2年半ほどは無収入でも生きられます。
さらに実際には何かしらの収入や、セーフティネットが日本の場合充実していますからこれらを活用すれば、もう少し伸ばすことはできるでしょう。
この2年半+αを知ることは、転職や脱サラするときに大きな勇気を与えてくれるでしょう。
数字を全く知らずに行動するのはあり得ませんから。多くの社長さんが大胆な経営判断ができるのもこういった数字を知っているからで、家計においても基本的な考え方は全く同じです。
総資産の把握のポイント:すべてを漏れなく把握すること
預金はもちろん、現金、株、不動産、保険(解約金ベース)、退職金です。
- 不動産については、イエウールで、一括見積を無料でできます。
- 退職金がある場合は、社則に規定がありますので、確認してみましょう。
- 保険は保険屋に電話すれば、現時点で解約した場合の払戻金をすぐに計算してくれます。
これらをすべて計算することで、総資産が見えます。
まとめ
家計簿をつけるなら簡単シンプルが一番。つけること自体がメインにならないように。
家計簿をつける目的を明確にする。←これは人それぞれで家計簿の最重要点です。
私の場合は、必須生活費とゆとり費を明確にして、総資産で何年生きられるか把握したい。
これが把握できることで、むだなゆとり費は削減できるし、転職、脱サラに勇気を持てる。
家計簿をつけることは重要ではないです。その目的を明確にすることで家計簿を使って生活を豊かにしていきましょう!
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