2023年ジュニアnisa廃止決定|逆に今が始め時な理由

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ジュニアnisaが2023年で廃止|逆に今が始めるのに最適な理由

ジュニアnisaが2023年(令和5年)に廃止することが4月に決まりましたね。廃止が決定したら、今から貯めるというのはなんか変な気がしますが、以前の大きなデメリットが解消されたので、逆に良い制度となっています。

この機会に改正のポイントをおさらいして、効率的にジュニアnisaを活用検討してみるものいいかと思います。

改正の大きなポイントは下記の2つです。

ジュニアnisaの新規口座開設は2023年で終了

2024年1月1日以降は払い出しの制限が解除

18歳未満であっても課税未成年口座及び未成年者口座内の上場株式や他の金融商品について全額源泉徴収されることなく引き出すことができます。

改正ポイントのまとめ

2023年までは従来通り子供ひとりあたり、年間80万円の積立ができる。つまり2020年から始めれば320万円までの積立が可能です。(80万円/年 × 4年 = 320万円)

2024年1月1日以降にそのジュニアnisa口座から払い出す場合に配当や譲渡益に関する課税は行われません。つまりいつでも非課税で全額引き出すことができます。

ジュニアnisaの改正点をまとめた表

私の考えるこれまでのジュニアnisaの問題点

これまでのジュニアnisa口座の一番の欠点は18歳までの払い出し制限でした。つまり子供が18歳になる前に引き出した場合、利益に課税されることでした。

例えば、子供が県立高校に通おうと考えていたが急遽、私立高校に行くことになりお金がかかるようになった。子供の教育費は急に増えるものです。

これまでのジュニアnisa口座は、こういった急な出費に非課税枠が使えませんでした。つまり18歳になるまで引き出しの制限がありました。一方今回の改正によって2024年以降は非課税で全額引き出すことができます。

長期で運用を考えている場合

一方で、子供の教育資金以外に、子供の将来の為に長期で運用したいと考える方もいるでしょう。

今回の改正でも、非課税期間についても子供が20歳になるまで長期保有ができます。ですので、20歳になるまで最大限の非課税メリットを受けることもできます。

子供の教育資金は、別途貯金で貯めて、余裕資金を子供のために将来残したいと考えている場合も子供が20歳になるまでの長期の非課税メリットを受けられます。

SBI証券で申し込む場合は以下の記事が参考になります。

まとめ

つまり2023年までは従来の通り子供一人当たり年間80万円の積み立てができる。つまり2020年に開始すれば、合計で320万円分を積み立てることができる。

2024年1月1日以降は、利益について非課税でいつでも引き出すことができます。

さらに非課税期間も子供が20歳になるまで長期保有ができますので最大限の非課税メリットを受けることもできます。

以上が今回の改正のポイントとなります。

こういった制度はなかなか理解するのが難しいものです。

ルールを正確に把握して将来の資金計画に備えるのはとても大切ですね。

ではまた^^ 

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