前回の続きを書きますね。
家や土地を買った時の税金について知ろう!
家を買った場合にかかる税金は大きく分けて2つのみ
買った時に一回だけ払う税金と毎年払う税金に分けられます。
一回だけ払う税金は不動産取得税や登記にかかる印紙代、消費税がありますが、そこまで気にすることはないでしょう。
重要なのは毎年払う必要のある、固定資産税です。一度きり払う税金と違い毎年きっちり徴収されます。
固定資産税について
この固定資産税は、土地と住宅に分かれています。
土地の税金について
土地の税金は固定資産税と都市計画税があります。
土地の評価額はその土地に接する道(路線価)によって決まります。土地を購入する前に持ち主に固定資産税をいくら払っているか聞いてみましょう。
わからない場合は市役所等の市民税課で調べることもできます。
建物を建てた場合は減免が受けられます。
- 200m2以下の部分(小規模住宅用地)⇒ 課税標準の6分の1に軽減
- 200m2超の部分(一般住宅用地)⇒ 課税標準の3分の1に軽減
建物の固定資産税について
建物を建てた場合は、固定資産税の減免が受けられるので、下のリンクを参考に計算してみましょう。きっちり計算するのではなく、大体わかっていれば問題ありません。
さらに建物を建てる場合は200m2までは固定資産税の減免が受けられます。
一方建物の場合は、少し異なります。建物の場合は建物の価格は年々低下していきますので、減価償却の考えに基づいて計算されます。木造であれば22年が適用され、22年で償却するように計算されます。また、建物の評価額は、一般的に実際に支払った価格の40%-60%程度となることが一般的ですので、あまりに評価額が高い場合は早めに市民税課に相談しましょう。建物の固定資産税は以下のサイトを参考にして計算してみましょう。

さらに、都市計画税も必要な自治体もありますので、自治体のホームページで確認しましょう。
一般的な新築の場合は、建築後3年間又は5年間は減免が受けられますので、その点は覚えておきましょう。
固定資産税は、仕組みと実際にかかる税金についてザックリ理解すれば問題ないです。例えば10万~13万のレベルで問題ありません。
ざっくりと理解していることで心に余裕も生まれます。
まとめ
- きっちり把握するのではなく、だいたい把握することが重要。
- 印紙代や固定資産取得税も支払う必要がありますがこれらは一度きりですのであまり気にしない。
- 固定資産(土地と建物)は毎年かかるので、利回り計算に使う。
- 土地を購入し、そこに建物を建てた場合は減免制度があります。
住宅ローンについて
最後に住宅ローンですね。
住宅ローンについては固定ローンや変動ローンがありますが、これについては好きに選べばいいと思います。私であれば変動ローンを選択しますが、大切なことは、返済方法です。
金利については今はネット銀行が安いのでネット銀行をおすすめします。銀行の窓口に近づいてもろくなことはありません。銀行はシンプルに金利で決めればいいかと思います。
借りるときの注意点
- ボーナスの設定はしないこと:ボーナスは毎年貰えるわけではありません。
- 無理のない返済額を設定する:今、賃貸に住んでいれば、今の家賃以上の返済額であれば、借りる金額そもそものを下げましょう。
- 借入限度額で住宅ローンをくむのは止めておきましょう!
- 銀行はネット銀行で金利が安いところを選ぶべし。
※住宅メーカーからはいろいろ言われることもあるかもしれませんが、基本的に今支払っているアパート家賃以下とすることです。無理はいけません。
住宅ローンはネット銀行がおすすめ
住宅ローンは金利で選ぶべきと考えます。下記のサイトから住宅ローンを一括査定できます。
査定は無料ですので、まずは査定をして金利や条件を確認してみましょう。
第三者の専門家に相談して決めたい場合
無料で住宅ローンのスペシャリストに相談することができます。金利や返済方法など心配なことを第三者の立場からアドバイスしていただけるのみならず、申請の代行までしてくれる場合もあります。
ネットのおかげで、以前では考えられないサービスを無料で受けられる時代になりました。
- サービスを受けるのに一切お金はいりません。
- サービスを受けたからと金利が高くなることもありません。
- 借り換えにも対応しています。
私も実際に利用して確認していますので安心ください。
※私は決して住宅ローンを借りて住宅を建てることをおすすめしているわけではありません。私は新築は資産形成においてはおすすめしません。
人生の豊かさのために、資産的な損を承知で建てる場合は人生は一度きりですのでそれもありかと思っています。
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