N国選挙について

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笑いも、怒りも、妨害まで力に変えるられる人

N国党立花さんが、海老名市の市長選挙に立候補しましたね。私も、2012年ころから彼の活動を見ていて、はじめは怖い人と思っていたのですが、彼の政策や、おっしゃっていることは非常にまともなことが多いことも事実ですね。彼も仰っているように、すべてがYOUTUBEから始まっています。

正直でいることが結局は支持される理由となる。

立花さんは、すべてをYOUTUBE上で公開しています。家族構成、幼いころの苦しみ、NHKのこと、今の彼女、奥さん、娘さんが薬剤師試験に合格したことまで公開しています。誰しも、50年以上生きてくれば、隠したい過去や、他人には知られたくない話もあるでしょう。しかし、彼はほとんどを公開し、その上で、自身の政策を訴えているところに親近感を感じるます。結局、自分に正直であるら、すべてが公開できるのかもしれませんし、公党の代表として、税金をいただいている限りは、一般人ではないため、公の為に正直に公開している部分もあると思います。私も、正直であることは長い目で見れば、成功に一番重要なことであることも事実だと思います。

無駄なコストを徹底的に省き即断即決。

他党は、有名政治家や、大物議員、組織の代表などを選挙があるたびに呼び、応援演説をしたり、握手をしたりと見ていて???となることが今なお選挙でよく見る光景となっています。一方、立花さんは、YOUTUBE がメーンです。しかしながら、その言動を切り取られるのではなく、すべて公開しているところから、いわゆる過去の議員の方に比べると非常に透明性が高いと感じます。YOUTUBEがメーンであるから、選挙コストが低いことも特徴です。

もしN国から出馬するなら、人口密度が高いところが有利。

私は、エンジニアですので、エクセルを用いた分析はたびたび使います。そこで、立花さんがN国の選挙強みといっていた、人口密度と、N国党の選挙結果について、相関分析をしました。

結果としては、現状は、N国党の過去の選挙で当選した件数が40件ほどであるから、さらにデータがあれば、より正確な情報になるが、現状ベースで計算すると、人口密度と選挙の当選成績には0.6以上の相関係数があることから、統計学的にやや強い相関があるといってよいでしょう。具体的には、人口密度が高い地域のほうが選挙に当選しやすいという傾向があるということです。

一般的には0.5以上で相関がありますから、0.6は相関があるということになります。つまり、YOUTUBEで立花さんが、言っていた、「人口密度の高いところはN国は強い」というのは、統計学的にも根拠のある数値と考えます。

N国党から地方議員になりたい人は、住民の大小や、議員定数よりも人口密度に注目して候補になったほうが有利です。以前、人口の多いところが有利と言われていた時がありますが、データ解析からは人口の大小と当選の間に相関はありませんので、人口の大小より、人口密度に注目ですね。

以前、長野市で女性の方が立候補されておりました。結果としては、女性にもかかわらず、約0.9%の得票率で落選でした。長野市は38万人近くいる中核都市なのですが、人口密度が500程度で、非常に低いのです。

計算根拠しては、2015年度の国税調査から、全国自治体の人口や年齢、性別の構成情報、さらに下記のホームケージから議員報酬、議員定数などの情報、さらに会社員の平均給与なども用いて解析しました。すべて公開していますので、ご興味がありましたら、ご覧ください。

計算結果は下記からダウンロードできます。

すべての統計データ

相関分析は結果

人口などのクレジット以下の通りです。

議員報酬:全国市議会議長会

市区町村データ:国勢調査の2015年

サラリーマンの平均年収:年収ネット

以上です。さらに、村議会や町議会は、現状立候補がないことや、規模がかなり小さく、メリットが小さいと思われるので、省き、市区のみで分析しました。2015年度のため、現在と若干の違いはあるかもしれませんが、大きな変化はないと考えられます。

今日のおすすめの一冊

N国党の立花氏については賛否いろいろありますが、少なくとも彼は自分の決めたことを、やりたいことを全力でやっていく中で、全くのゼロからここまでの知名度を築いてきたことは事実ですね。

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