海外保険はカード保険でOK

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海外保険はクレジットカードの付帯保険がお得で安心!

カード保険で子ども嫁も一緒にカバー。

海外旅行時に、空港で海外でのケガや事故に備えて保険に入る人も結構いるかと思います。私も年に数回海外旅行しますが、保険に入ったことはありません。すべてクレジットカード保険で賄っているのが実情です。今日はそのクレジットカード保険の魅力について話します。例えば、私がクレジットカードを持っていて、子供と妻がいる場合を想定すると、妻は、配偶者なので、ほとんどのカードで家族カードを妻も発行できます。さらに、子供が18才以下であれば、私のカードで、付帯保険が受けられます。また、生計が同じであれば、父、母も同様に家族カードが発行できます。(※1)カード保険の期間は出国後、3か月以下で、一旦帰国すれば、次の3か月間有効となります。この帰国とは、トランジェトも含まれます。つまり、日本経由で、別の国に行けば、この3か月は延長されます。もちろん、入管を通過する必要がありますので、その点は気を付けてください。最近は、入管が自動になったため、スタンプがない場合があります。この3か月のクレジット保険を使う人は、自動改札を抜けた後に、スタンプを押してもらうことをお勧めします。また、18才以上のお子さんについては、家族カードが発行できる場合が多いので、家族カードを発行することで、保障を受けることができます。(※2)

3か月を超える長期滞在は注意必要です。

一方、長期間海外に滞在予定の場合は、カードを海外の公共交通機関で使用した後からカード保険が有効になるクレジットカードがあります。この裏技を使えば、3か月を延長させることができるとともに、現地で加入する保険の期間を短くできるので、保険料を安くすることができるでしょう。ポイントは、妻又は、18才以上の子供の場合は、家族カードを発行し家族カードの付帯保険を使う。18才以下の子供はカードの発行ができないので、親のカード付帯保険を使う。父母の場合は、※1の条件によりますが、保証が受けられる場合が多いので、家族カードを発行するか、付帯保険となります。

注意点としては、家族への付帯保険を使う場合(特に18才以下の子供or父母)は保障額が、カード発行者よりも低いです。従って、父母で家族カードを発行できる場合は、カードを発行し、保障額を上げたほうがお勧めです。ほとんどの場合、家族カードは、無料又は有料であっても本会員に比べ安いですので。一方、18才以下の子供については、保障額が十分でない場合が多いです。この場合は、カードを複数枚持つことで、保障額を上げることができます。

カード保険は合算可能

例えば、家族付帯保険の傷病保障が300万円の場合、欧米では足りない場合があります。従って、同条件のカードをもう2枚カードを持つことで、900万円まで保障を上げることができます。ちなみに、先ほどから、傷病保障額を私は最重要視しています。根拠ですが、ジェイアイ損害火災保険(株)のデータでは、2018年度の海外旅行中の事故発生率は3.70%となりました。これは27人に1人が何らかの事故に遭っている計算です。

治療・救援費用を手厚くする

さらに、保障項目別を見ると、第1位で46.4%の場合で、治療・救援費用となっています。2位、3位は、携帯品の損傷や旅行事故ですので、ほとんど緊急性がなく、費用も安いです。旅行事故とは、航空機の遅延や欠航、航空会社に預けた手荷物が現地に届かない等、予期せぬ偶然な事故により負担を余儀なくされた費用(交通費、宿泊費、食事代、身の回り品購入費等)つまり、生命や財産に大きく影響する保障ではありません。一方、傷病の場合は、生命に影響する場合も多きことから、最重視すべき項目かと思います。その上で、保障額の設定ですが、私は、無作為に大きな金額にしても仕方がないです。それは、隕石に当たったり、飛行機が墜落するなど、可能性を考えたらきりがないからです。

結論としては、300万円以上で傷病保険に加入されることをお勧めします。さらに、滞在国が欧米の場合のみ、1000万円以上を目安と考えています。費用対効果が重要。しかしまさかの事態にも対応することが必要です。下記にその理由を書きます。

下の表は過去3年間の出国者数と事故発生数及び金額/発生率を調査しました。

実際のデータからは、病気やけがの治療費(治療・救援費用)で300万円以下が99.97%が過去3年間の実績です。実際、ほとんどのケースで300万円以下です。また、10000人に3人程度は300万円を超えることがあるという事実です。また、1000万円については平均で、10万人に5人程度となります。2017高額医療費のTOP5を見ると欧米が4件、香港が1件であることから、欧米は医療費が多くかかる傾向があります。以上のことから、欧米以外の国であれば、300万円以上が目安です。欧米に限り1000万円以上が目安です。

家族で、特に18歳以下の子供がいる場合は、ゴールドカード以上を持つことで、上記のような家族特約を使うことができることが多いのでお勧めです。ゴールドカードと言ってもは審査が昔の様に難しくありませんので、一度の海外旅行で保険料を賄える程度の年会費のカードはお勧めです。どのようなカードを選べばよいか、下記のサイトに詳しく書いてありますので、是非参考にしてくださいね。 → 海外旅行節約研究所

※1:父母に関しては、子供など戸籍上の家族を対象としたもので、同姓であること、同居していることなど、各カード会社で家族の条件が異なっているので確認してくださいね。

※2:子供についても、学生であればほとんど問題はないですが、既に就職されて生計が別になっている場合や、結婚されている場合は、条件が異なってきますので、確認必要です。

出国者数はJNTOのデータ参照https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/marketingdata_outbound.pdf

事故者数はジェイアイ傷害火災保険(株)海外旅行保険事故データよりhttps://www.jihoken.co.jp/data/trouble.html

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